2018 事業報告

会員研修会

3月25日会員研修会を行いました。
~会員研修会実施の目的~

近年、山口青年会議所では、在籍年数の短い会員の割合が増えていることもあり、JC活動の本質部分について、経験豊富な先輩方から教わるという機会が減少しております。そんな中で、本年度の山口青年会議所では、40年以上続いた継続事業の主催を降り、新規のまちづくり事業を立ち上げようとしています。
そのため、現状の会員に必要なのは、新規の事業を起こすにあたり、その土台、方向性が間違っていないかを確認するための、JC活動の根本部分について改めて意識することが非常に重要です。そして、新規の事業を行うためには、人間の大きなエネルギーを要します。活動を成し遂げるためには、この活動を支えるため会員相互の高い団結力、友好関係が不可欠です。
そこで、今年度の活動の基礎となるJC活動に対する知識の確認、吸収と会員相互の団結力、会への帰属意識を向上させることを目的として、本会員研修会を行いました。
本会員研修会は、①JCI Achieveの部、②禊(みそぎ)の部、③居酒屋の青春の部の3部構成で行いました。

第1部  JCI Achieveの部
 JCI Achieveの部においては、四日市JCのOBである樋口龍馬ヘッドトレーナーにJCI公式セミナーであるJCI Achieveの講師を務めていただきました。JCI Achieveは、JC活動の根底にある価値観、組織としてのアイデンティティ、活動の目的と成果について一から学ぶことができるセミナーです。樋口トレーナーは、セミナーを非常に分かりやすくかみ砕いて説明いただき、ご自身の豊富な経験談も交えていただくことで、説得力と納得感を強く感じることができる大変意義のあるセミナーとなりました。
 また、JCI Achieveの内容を振り返り、どのように生かすことができるかを考えてもらう時間を設けました。これにより、受け身になりがちなセミナーを、自分の中に落とし込んでいただき、自分のこれからの活動の糧となるよう意識を高めることにつながりました。

第2部  禊(みそぎ)の部
 禊(みそぎ)とは、川や海の水の中につかって身体を清める神道的な儀式です。
本研修会では、周南市の二所山田神社より、宮本史胤宮司をお招きし、禊の意義や所作、心構え等について講義していただきました。これにより、一つ一つの所作に対して意識を込めながら、禊を実施することができました。
禊には、これまでのことを洗い流して、新たな気持ちで歩みを進めていくという意味合いもあります。本研修会で禊を実施することで、第一に新規事業を含む本年度の活動に向けて、皆で新たな一歩を踏み出すという意識を共有していただきました。そして、禊は、皆で裸一貫、褌一丁になって、水に入るまでの儀式を同じ所作で一体となって行い、冷たい水の中に一緒につかって大祓という同じ儀式の言葉を発します。この一連の儀式をやり切ったことで、会員全体で達成感を感じることができ、会員相互の団結力や一体性の向上を図ることにつながりました。
禊を皆で一心に行うことによって培った団結力は、今後の事業を進めていく大きな原動力となると考えています。

第3部 居酒屋の青春
 最後は、慰労と会員間の交流に意味を込め、居酒屋の青春と題した懇親会を行いました。
本年度のスローガンである「憶することなく勇敢なれ」をテーマとし、目の前が暗闇で見えなくとも、勇気をもって行動してほしいという意味を込めて、「箱の中身は何でしょうクイズ」を行いました。会員の勇敢さをアピールするとともに、会員相互の友好を深める場となりました。

最後に
本会員研修会は、会員にとって有意義なものとなったと思います。
しかし、本会員研修会は、今年度の活動を行うにあたって必要な知識や団結力、友情を育むためのいわば下地作りです。会員研修会がゴールではなく、会員研修会を行うことによって、初めてスタート地点に立つことができたといってもよいと思います。
会員一同、今回の経験も踏まえ、今年の活動を充実させていきたいと思います。

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