2018 事業報告

憲法事業「国民投票への第一歩」

9月17日(月)ホテルかめ福にて公益社団法人 日本青年会議所 中国地区 山口ブロック協議会の憲法事業「国民投票への第一歩〜考えて語って投票して〜」が開催され、私たち山口JCメンバーも参加いたしました。

当事業の目的は、選挙権を持つ18歳〜40歳までの大学生や社会人を対象とし、憲法改正について内容を理解し、自分たちの意見交換を行い深めることです。

憲法改正を行うことで、自分たちの生活がどのように変わるのか、改正しなかった場合にはどうなるのか。

自分の意見と他人の意見を通じて考えることで、憲法についての興味・関心を深める場となりました。

まず畑ブロック会長の挨拶のから始まり、本日のパネリストの紹介に移りました。

お1人目のパネリストはTYS「ちぐスマ!」へ出演中の沼田幸雄弁護士です。
沼田弁護士は「LGBT弁護士」としても活躍されています。

お2人目は周南市議会議員の福田史江子議員です。
福田議員は周南青年会議所にも所属されております。

その後、3つのテーマを各テーブルごとにディスカッションを行う時間となりました。

1つ目のテーマは、「同性婚を憲法で認めること」について。

LGBTという言葉は、連日メディアでも伝えられ、私たちの生活の中では、とても身近な問題として感じられるテーマでした。

今まで通り異性と結婚する場合と同性婚の場合、控除制度や遺産相続等の制度を通じて生活するメリット、デメリット。

また、出生率の問題など、様々な意見が飛び交う場となりました。

2つ目のテーマは、「高等教育無償化を憲法で認めること」についてです。

奨学金の返済が困難になっている社会問題や現状の教育問題など、このテーマもメディアで多く登場する言葉だったので、身近な問題として意見交換を行うことができました。

最後のテーマは「自衛隊を憲法で明文化すること」についてです。

明記することで、戦争が出来る国になってしまう、国の安保に関わることなどの意見や、周辺国との関係も踏まえた意見交換の場となりました。

全てのディスカッションを終え、最後に3つのテーマに対して、一人一人が投票を行う「模擬投票」が行われ、その後、集計が発表されました。

私たちは法に則り物事を判断し、憲法で守られた国で人生を過ごしています。

今回の事業では他人の意見を通じて自分の考えを再確認し、憲法改正に対しての知識や興味を深めることができました。

また、山口ブロック協議会に当ロムから出向している森次副委員長、設営・準備お疲れ様でした!

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