去る9月15日(土)、山口県立大学大講義室にて「SDGsみらいフォーラム」及び「閉学式」をもって、全日程が終了しました。
未来ユースアカデミーではこれまでに「SDGsアドバンス」(研修)、「第24回山口・公州ジュニア交流隊×SDGs」を行ってまいりましたが、本アカデミーの集大成を飾る事業が「SDGsみらいフォーラム」になります。
本フォーラムではSDGsとは何か?
そして、私たちにできることは何か?
SDGsをより具体化してイメージをもっていただくため、そのヒントとなるような取組み事例を紹介させていただきながら進め、最後に未来ユースアカデミー参加生徒20名5チームによるプレゼンテーションを行いました。
SDGs「持続可能な開発目標」とは何か、そしてその要素をまとめてお伝えさせていただきました。
今村先生からは、缶詰やレトルト食品などで賞味期限が切れてないまだ食べられるものを回収し、子ども食堂や施設に寄付する取組みをされているフードバンク。
食をテーマにしながら、消費者として意識しなければならいこと、また取組めることをお話しいただきました。
エリアンサスという1年で5Mくらいまで成長するイネ科の植物を農村部の休耕地などで育苗し、それをバイオマス燃料にし、エネルギーに活用することで地産地消の循環型エネルギーとして環境問題を解決する取組み紹介。
(公社)日本青年会議所が取組んでいるゴール6について昨年度実施したカンボジア・プレアビヒアでの取組みや進捗をプレゼン。
未来ユースアカデミー参加生徒山口市内中学生20名によるプレゼンテーションを実施し、本アカデミーで得たことや経験したことを元に、班毎でゴールを設定し、それに対して取組めるSDGsをプレゼンテーションしました。
そして、フォーラムの後は未来ユースアカデミーの閉学式。
主催者代表挨拶
事業実施団体代表挨拶
修了証書授与
生徒代表挨拶
参加生徒とJCメンバーで集合写真
本年度はSDGs(持続可能な開発目標)を軸にグローバルな視野から未来を創造し、課題解決の思考力と自ら発信して変えていく力を高めていきながら、地域還元に繋げることを目的として、未来ユースアカデミー事業を実施してまいりました。
「SDGsアドバンス」において3回の研修で約20時間に渡って行い、「第24回山口・公州ジュニア交流隊×SDGs」ではこれまでの交流やホームステイに加えて姉妹都市である公州市民に対して生徒達がSDGsのプレゼンを行い異国の地でもSDGsの種を蒔き、そして一般市民の方々にSDGsを知っていただくため「SDGsみらいフォーラム」を行いました。
本事業を行っていくために、昨年12月に韓国に渡り公州側へ要望を行い、その後2回の国際会議を経ながら進め、同時に、4月中旬から5月中旬にかけ生徒募集のPRで山口市内の全中学校を廻り、6月からアカデミーがスタートし9月までの長期に渡って企画・実施した事業が無事に終えることができたのも一重に多くの方々のお支えがあってのことです。
参加を後押ししていただき最後までご協力いただきました保護者の皆様、生徒を輩出していただいた中学校関係者の皆様、研修やフォーラムにご協力いただきました講師・パネリストの皆様、そして私ども山口青年会議所に委託していただいている山口市・山口市教育委員会の皆様、多大なるご協力いただきましたこと心より感謝申しあげます。本当に有り難うございました。
※Special Thanks-
・参加生徒保護者の皆様
・生徒輩出中学校校長先生の皆様
・講師の皆様
山口県立大学准教授 今村主税様
山口県立大学教授 林炫情様
2030SDGsカードゲームファシリテーター亀井直人様、
(株)農業奇兵隊様
・(社)韓国青年会議所 公州青年会議所の皆様
・山口市・山口市教育委員会の皆様
(公社)山口青年会議所
未来ユース創造委員会
委員長 板垣 聡